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ひがし北海道 釧路市内 [旅]

釧路は、道東最大の漁業基地として昭和の時代は13年間連続水揚げ日本一だった漁港です。いまでも北海道の主要魚介(スケソウダラ、イカ、サンマなど)の水揚げは北海道一だそうです。歴史的には江戸時代寛政の頃、東蝦夷開発の起点として、クスロ(釧路)アッケシ(厚岸)は、元は松前藩の所領でしたが、その後、江戸幕府直轄として今の北方領土である国後、択捉への商業航路開発の起点として道東経営の拠点として開拓されました。これについては、司馬遼太郎の「菜の花の沖」で高田屋嘉平を主人とする東蝦夷経営に命をかけた小説として詳しく書かれています。釧路というと、道東観光というイメージですが、やはり、歴史的には漁業の町。今日はまず、おいしい魚介類を堪能することにしました。ちょうど、いまは新もののサンマが出てくるころです。夏のシーズンになると岸壁にテントが張られ、炭火で魚介類を炙って食べることが出来ます。霧でも有名な釧路、魚の炙った煙のかおりが港に漂います。
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岸壁にはサンマ漁船が係留されてます。それを背に炙り焼きと生ビールです。夕暮れ、霧も出てきました。
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ここ、「岸壁炉端」では、焼き物の商品がずらっと並び、自由に注文して自分で焼きます。
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厚岸は夏でも牡蠣がおいしくいただけます。それとツブ貝。
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夏の厚岸の牡蠣はとてもぷりんぷりんしてて、味が濃く、クリーミー。キリっとした辛口の白ワイン飲みたい。。ソーヴィニョン・ブロンなんて合うでしょうね。。くやしー。。で生ビール注文。
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夜になると霧がますます深くなり、「ロンドンを思わせる幣舞橋」という地元のコピーもうなずけます。。
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岸壁の炉端ではなく、本物のろばたへ、と釧路の地元もみなさんが連れていってくださったのは、炉端焼屋「番小屋」。
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あぶりの煙でアメ色になったシャケがお出迎え。
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新ものの釧路で水揚げされたサンマ。ピンク色で、口の中でとろけます。しょうが醤油で。
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クジラの赤身。サンマの刺身のあとだったので、ずいぶんさっぱりした刺身に感じました。
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つぶ貝の刺身。夏場の貝の肝は、気をつけてあまり食べないようにしてますが、こってりしたキモの味わいと新鮮さには感動しました。
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キンキの湯煮。昆布だしだけで煮つけます。
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キンキはこちらでも高級魚。これは関東で言うキンメダイとは違います。カサゴの仲間ですが、キンメとちがい、非常に脂肪が多く、湯煮でもお味の濃い魚なので、お魚事自体の旨みとだしが十分効いてます。翌日、地元の魚屋でも一匹3000円してました。これはウマかったです。
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(「今日の黒門三平さん」のBlogより)

定番のタラバガニ。もうお腹一杯です。。
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最後の釧路ラーメン食べてかえろう、とのお誘いは丁重にお断りして、明日の釧路湿原でのカヌーを楽しみにお休みさせていただきます。(続く。)

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大阪 河内(かわち)の夏の味覚 [旅]

毎年、山椒の実を送ってくれる友人と久しぶりの再会を果たすべく、2年ぶりに大阪府柏原市法善寺へ。ここは東大阪の先、河内音頭で知られる、いわゆる河内(かわち)。隣の羽曳野市までブドウ畑が広がり、市の中心を流れる古代史、万葉集にも出てくる大和川、二上山をはさんで、日本最古の街道、竹之内街道を越えれば、大和平野を一望できる歴史的要所です。
金曜夜、飛行機で大阪伊丹空港へ。そこから高速バスで40分で上本町。ここで彼と待ち合わせして、近鉄電車でかれの実家であり自宅の近鉄法善寺駅へ。この駅から徒歩1分のところにある地元割烹で、彼いきつけの「季節料理 春日」へ。ここの大将は何年ぶりにいってもボクのこと覚えてくれている。
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横浜から来たと言ったら、めずらしいものを、ということで、やっぱり、関西の夏の食べ物といえば「はも:鱧」ちり。
ちり、って言うと、ちり鍋を想像したら間違い。ちり」とは、新鮮な切り身を熱い湯の中に入れると、身がちりちりと縮むことから「ちり」というらしい。それを冷水でしめる。はもはウナギ目の魚ですが、骨が多く、しっかりと骨きりしてから、湯引きしるすると、華がひらいたようできれい。ウナギと違いプリッとした歯ごたえがあって旨い。梅肉ソースと酢味噌で食べたけど、あぁ、大阪の夏~ッてカンジ。。これは関東ではなかなか味わえませんね。。
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つぎに、「今日、めずらしい魚が入ってますねん。」とご主人。
フエフキダイとセイゴ(大将に見せてもらいました。)
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フエフキダイは食べたことない。これ図鑑。
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くちがオチョボぐちということは、ウマズラハギみたいな沿岸の海草、エサをチョンチョンつまんでるので悪食のイメージだが、和歌山県に近いここでは、新鮮で吟味のいいかつぎ屋の魚屋から手に入るらしい。セイゴはスズキの子、といっても1~2年目の成魚で人間で言えばティ-ンエージャーです。おいしそう(そういう意味じゃなくって。。)
それぞれ薄造りにしてもらった。
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セイゴ、スズキはやはり夏のさかな。旨みがある。フエフキダイは口に含むと、ふぐの薄造りみたいなコリコリ感にタイを濃い味にしたような。。クセもなく、旨みがあり、美味~。。
つぎに、これも関西らしい「うなぎの醤油焼き」。基本的に関西の鰻の蒲焼は素焼き、つまり蒸さないでそのままさばいて炭焼き、関東は一度蒸して白焼きにしてからタ炭焼きの違いがある。関東では、鰻の白焼きをわさび醤油でつけて食べるが、こっちらでは、それでは歯ごたえと味に少々物足りない関西のご仁用に作ったのが、「うなぎの醤油焼き」。一度蒸した鰻を、表面を醤油をつけて焼く。したがって、歯ごたえはしっかりしてるが、くどくはない。これにわさびをつけてたべる。関西人らしい好みの一品だ。
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サザエのつぼ焼き。これも関東だとそのままサザエに火にかけて醤油をかける程度だが(関東でもそうじゃない店もあるのかもしれないけど。。)ここでは、つぼ焼きのダシの中に刻んだサザエと三つ葉、それにウズラの卵が浮かんでいて、これは貝のスープですね。実を楽しみながらそのスープを完食。これで、また酒、飲みなおさなきゃいけなくなる。
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すっかり酔っ払って、彼のご自宅に転がり込むことに。久しぶりの日本家屋。床の間には先代のお父上が収集した室町時代の鎧兜が鎮座ましましてる。。。夜、甲冑の武士に襲われる夢、見ないでしょうね。。
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となりの間とを仕切る欄間下のふすまは夏用の吉野の葦でできた襖。一本一本、葦の茎が整然と並んでる。これ同じ太さのアシを選り分けて、差し込んで。。大変な作業でしょうね。。
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明かりを消すとこんなかんじ。いいでしょー。。。
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日本人ってどうして涼しげは方法を考えつくのでしょうね。とても快適に寝れました。彼のご家族には酔っ払いのおじさんが夜中に転がり込んでご迷惑でしたでしょう。お世話になりました。


季節料理 春日
大阪府柏原市法善寺4丁目2-9
072-972-2544


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モンペリエ市内(最終日) [旅]

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日曜の朝6時。トラックの放水車の轟音で目覚める。基本的にこの国では飼い犬の散歩で首輪を外す。そして、自由に道で○○○させちゃうのだ。。飼い主はその後始末もしない。あれだけビーチや町が綺麗なのに。でも道に落ちてるものとかを、なめたりすると怒鳴ってる。叱るときはまるで、自分の子供を叱るように真顔で怒ってる。ペットじゃないね。もう子供のよう。だから飼い主は散歩しながら話しかけてる。それで、市の清掃車が毎朝高圧放水で、掃除するわけ。だから日中は道を歩くときは踏まないように足元に注意しなくてはならないのだ。
今日は、久しぶりに教会のおミサに行くことに。日本では復活祭とクリスマスぐらいしかいかない不良信者のくせに、と反省。外に出てみると、昨日までと打って変わって人通りも車もほとんど走ってない。静か。
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それと、ふと見あげると、窓かと思ったら、壁に絵が書いてあり、町並みと同化させている。「だまし絵」だ。
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どれが本当の窓かわからないくらい。前のサンロック教会がガラス窓に写ってるところまでリアルに描かれている。どれが本物の窓かわかります?最上階の左端、3階の左から二つ目と三つ目、2階の左だけ本物の窓。植え込みより前は本当の椅子。
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モンペリエ一高い聖堂、サンピエール教会。
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巨大な聖堂の中に響くパイプオルガンとフランス語の聖書の朗読が流れ、その重厚さにビビる。日ごろの不信心な振舞いを叱られているみたいな気持ちになってきた。P1080254misa.JPG

教会の帰りに肉屋とチーズ屋だけが開いていた。
これ、肉屋の鴨のコンフィ。コンフィは肉を70度くらいの低温の油で3時間くらい煮て作る料理。すごく手間がかかる。こうやって肉屋で売ってたら、いつでも自宅でコンフィ食べれるのに。。
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チーズ屋。あまりに種類が多くて、どれを買っていいかわからない。ここでもTくんにお願いして、かわいいお姉さんに質問してもらった。コンテとコルシカ島のチーズを購入。こういうかんじの黒髪の女性が南仏に多い。写真の左がTくん。
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アパートに帰って荷造り。広場からカワイらしい市電に乗って、空港バス乗り場へ。ここで彼とはお別れ。お世話になりました。ここからモンペリエ空港まで20分の距離。
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モンペリエ空港からシャルルドゴール空港へ、中型機A319でパリへ。久しぶりにタラップ使った。
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パリ・シャルル・ドゴール空港の搭乗ゲート
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帰途の機中から(フィンランド上空)
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【今回の旅で学習したこと】
1.ぶどうの品種名でそのワインの味を語ってはいけないですね。同じグルナッシュでも畑一つでぜんぜん違う。いままで知ったかぶりして、このワイン、何のぶどう?なんて聞いていた自分が恥ずかしい。
2.お店でも、レストランでもスーパーでも、人と接するときjは必ず挨拶(Bonjour/Merci/Pardonなど)を交わす。これ、結構、日本人やってないよね。レジでもお会計終わったら必ず「ありがとう」と言うことにします。
3.その国の言葉は事前に少しは勉強すべきですね。英語しゃべったときとフランス語しゃべった時のむこうからかえってくる言葉や情報量が明らかに違う。フランス語カタコトでもしゃべるとすごい喜ぶし、馴染む。。

【今回の世話人】
Tくん。キミはマメだね。感謝の意を表し、最後に「面」を掲載します。
しっかり勉強して、フランス人に尊敬される日本人になってください。
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[わーい(嬉しい顔)]あー楽しかった!![ぴかぴか(新しい)]
明日から時差ぼけがつらいぞー[がく~(落胆した顔)]


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コスティエール ドゥ ニーム【シャトー・サン・シルギュ】 [旅]

昼食は二つ★レストラン「ジャルダン デ サンス」でお腹一杯になって、そのあと、Tくんの友人の実家がニームのシャトーなので、アポとってくれているとのこと。ニームは遺跡やローマ時代の建築物などが有名ですが、その南西にコスティエール・ドゥ・ニーム(Costières de Nîmes)という生産地(AOC)も優秀なAOCがあります。行ってみると見渡す限りのぶどう畑。
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彼の友人のワインシャトーはシャトー・サン・シルギュ(Château Saint-Cyrgues)といって、モンペリエから東へニームに向かって40分のところにあります。到着するとここのご子息でTくんのお友達、レノくんが迎えてくれました。
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ワインのテイスティングルーム
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彼の友人、レノくんはグランゼコールを卒業してる秀才で、今はコンサルタントとして働いてます。学生時代、大阪の桃山学院大学に1年留学していたそうで、ちょっとだけ日本語がしゃべれます。でも授業は英語だったみたい。わたしの英語と彼の日本語、お互いに詰まってくると、そこにTくんがフランス語と日本語で会話に入るという三ヶ国語でのテイスティング会でとても楽しかったです。。彼の母君は画家で、しかもすごい美人(とTくんが言ってました)だそうで、ここのボトルのエチケットはすべて彼女が描いているそうです。お会いできなくて残念。
彼がレノくんです。友達なんで、こんなカッコですみません。。
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ここでいちばんのお気に入りになったのは、ロゼ。母君のエチケットがよく合います。シラー20%、グルナッシュ80%のAOCです。非常にフルーティーでコクもあり、何杯でもいけちゃう。レノ君にお願いして、3杯くらい飲んじゃった。まだ日本には輸出してないそうです。これ買いました。
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これ、日本に輸出したら、ぜったい売れるぞ!とパパとママにお伝えください、といって帰ってきました。

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★★レストラン ジャルダン デ サンス [旅]

モンペリエ滞在三日目。初日の夜、カフェのテラスで食べて以来、レストランにもまともに行ってないし、明日帰国するから、今日はTくんとモンペリエで評判の二つ星レストラン「ル・ジャルダン・デ・サンス」に行くことに。なぜ昼かというと、夜はコースで一人200ユーロくらいするそうですので。。ところが!土日はランチなし。腹を決めて、84ユーロのコースをお願いしました。でも白、赤、デザートワインがグラスでついていてくるそうです。以下コースメニューです。お客の層も明らかに違う。写真撮るの、恥ずかしいなー。。Tくんには料理の説明を聞いてもらうことにした。

【つきだし、ていうのかな?】
フォアグラの入ったキュブの揚げ物が出てきて、これを真ん中のサワークリーム主体のペーストにつけて食べる。
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トマトとクリームチーズのあわせもの。 トマトをどうしてるんだろう?練りこんだような。。味わいがあっておいしい。
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【前菜】
トマトとパイナイップルのガスパッチョ&マグロのタルタル
こんなおいしいガスパチョ初めて。マグロのタルタル(たたき)にグレープフルーツが添えてあったので、グレープフルーツがはいってるんだろうな。とってもさっぱり。レモンのようなすっぱみがすくなく、あさつき刻んだものが入っていて、とても日本的。帰ったら今度自分で挑戦してみようっと。
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【温野菜】
ギリシャ(Grecque)風温野菜盛り合わせ コリアンダー、レモン クリスピーなlangoustine(海老しんじょみたいなもの)添え。下にすこーし、ブイヨンが入ってるので、野菜スープ感覚でもある。だんだんお腹いっぱいになってきたぞ。
*langoustine:手長えび
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【白ワイン】
Coteaux du Languedoc "Le Loup du Pic 2008"Les Domaines Bru
シャープで香りのいい、白ワインで、とても上記お料理を引き立たせます。

【メインディッシュ】
これが驚いちゃうんだけど。魚と肉のあわせ料理なのです。
アヒルのフィンネルピューレの入ったカネロニの上にスイスチャード(ほろ苦いほうれん草)とスズキのフィレが載せてある、魚のチャウダー、だそうです。。魚のフィレにはまったく下味がついていない。したがって、下のアヒルのカネロニや鴨のソースとからめて食べるとちょうどよい。これは旨い!
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【赤ワイン】
Vin de Pays de Pays d'Oc"Petite Ballade"2007 Domaine Bachellery
グルナッシュ主体の地元のワイン。メインの料理がけっこうガツンとしてるので、とても合う。

【デザート】
ここから、デザートがどんどん出てくる。

・お菓子
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・イチゴのグラニテ
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・チェリーメドレー(全てさくらんぼが入っているデザートプレートです)
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・アイスクリーム(奥の粉砂糖にさしてあるものの中にアイスが入っている)
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【デザートワイン】
Clairette du Languedoc"Clairette Moelleuse"2005 Domaine Mon Mourel,
甘口の遅摘みワイン。品がいいし、甘いものと一緒に飲んでもぜんぜん邪魔しない。よく、アイスクリームに甘いリキュールをかけることあるでしょ? 口の中でそれをやってるカンジで口内が遅摘みワインの香りがデザートを包み込むんです。これは写真撮りました。
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このワインをソムリエに説明してもらいました。ここのソムリエくん
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これに、わたしはコーヒー、Tくんは紅茶をいただきました。
お料理は以上ですが、そのサービスがすごい。料理の説明、ワイン、パン、水、それぞれ担当がちがうんだもの。
Tくん曰く、フランスでこれだけサービスされたらそれなりのお値段は当然ですね、と感心してました。
ワイン3種付いて二人で186ユーロ。超満足でした。もうおなか一杯。
以上、Tくんのご協力で詳細にレポートできました。やっぱりフランス語できる人と行くとぜんぜん違うな。

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帰りぎわにこのお店の姉妹店がTokyo Marunouchiにある、というので、探したらありましたので、追記します。
サンス・エ・サヴール
http://www.hiramatsu.co.jp/restaurants/sensetsaveurs/index.html
*日本人シェフ平松宏之氏が主催する「レストランひらまつ」とのコラボのようです。

http://www.hiramatsu.co.jp/restaurants/sensetsaveurs/chef/
これを読むと、「ル・ジャルダン・デ・サンス」のシェフの説明も書いてあるので、納得しました。。
オーナーシェフは南仏の天才双子料理人といわれているプルセル(Pourcel)兄弟。2人でやってんだ。。

このお店のHP、音楽が流れ、カッコいいです。ぜひご覧ください。
http://www.jardindessens.com/









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モンペリエの朝市 [旅]

報告が前後しますが、翌日日本に帰るので、最終日の昼は二つ星レストランに行くので、夜はわたしの手料理をTくんにご馳走することにしました。そこで、朝市へ。
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野菜類はだいたい、1キロ1ユーロ~2ユーロ(為替上は1ユーロ:138円ですが、フランス人感覚では1ユーロがぼくたちの100円の感覚に近いです)。さすが農業国。安いですね。
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<ミントの葉。このあたりはモロッコ人が多いんで、よく料理にミントを使うらしく、生ミントが飛ぶように売れていく、上から水をかけて鮮度を保ってます。
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ほかにもいろんなものが売ってました。
ドライフルーツ屋
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オリーブ屋
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野菜にしてもどれにしてもキロ単位ですが、計り売りしてくれます。けっこうきちんとしてる。
きょうは南仏だからブイヤベースにしよう。にんじん、たまねぎ、マシュルームなどを買って、最後にわたしの好きなお魚屋さんへ。ここはモンペリエで一番新鮮な魚屋とのこと。並べ方がフランス的だね。海老、蟹など、1キロあたり44ユーロ(5600円)か!。なかなかの高級魚屋だ。しかし、見るからに新鮮そう。
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これはタイかイトヨリの仲間。
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これはホウボウの仲間だね。
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これわかんない。けっこう獰猛な歯してるね。
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マナガツオかな、むこうはタイ。その左にあるのがアンコウと思われます。肝も別に売ってました。さすがフォアグラの国。アンコウのキモのウマさを知ってますね。
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これ買ったけど、メゴチかな。
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これはイイダコだろう。
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牡蠣。これは事前に予約しておけば、大皿に貝を開けて食べやすくして並べてくれます。
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これは今日の特売品。こっちかえばよかったかな。。
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中では魚介のマリネなんかもある。
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はさみとナイフできれいにえらも内臓もとってくれる。さらにイタリアンパセリを入れて包んでくれるんだ。フランスの魚屋はかっこいいね。

きょうのお魚、カサゴ、メゴチ、イイダコ、白身魚2種です。
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白身魚はムニエルにして、Tくんの冷蔵庫の中にあった、ディジョンマスタードと醤油とお酢を混ぜて、ソースにしました。よくかきまぜないからマスタードがつぶつぶでした。ごめんなさい。
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ブヤベース。ちゃんとモロッコ人街で買ったサフランを入れて、カレー粉も少し入れて、カサゴやたこのダシが出て、まあ合格点かな。海老いれればよかった。
(Tくんは翌日、このスープに海老を入れて、リゾットにしたそうです。超おいしかったと、あとでメールが来ました。)
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このセッティングはTくん。手馴れてる。夕食でローソクは一般的だと言ってましたが、まさか、いつもこんなことして、女の子招待してんじゃぁないの?女の子とは言ってませんでしたが、時々友人を招待して手料理作ってるそうです。なかなかやりますね。。
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フルーツまできってくれた。
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今日がモンペリエ最後の夜。すでに12時回ってますので、さすがに道にはひと気がありません。
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明日は、日曜。12時のバスで空港へ行くので、午前中は時間があります。Tくんもわたしもあまり教会に行かないカトリックなので、ひさしぶりにお祈りして帰ろう、ということで、明日はモンペリエでいちばん大きい教会、サンピエール大聖堂に行きます。


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モンペリエ大学のコンサート [旅]

コメディ広場の奥の教会。裏道を入ると静かな教会がある。今日は、Tくんがオーボエ奏者として所属するモンペリエ大学のコンサート。8ユーロの入場券をいただいた。ここで演奏会。現在夜の8時半。まだ外は明るい。
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御堂の中
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そのときの曲の題名と、その一部の録音を紹介します。下の箱右側の(>)をクリックしてください。(再生音が小さいときは、(左>+をクリックして音量を調節してください。教会の御堂なので、音が跳ね返ってきて、聞きづらいですが、実際はもっとよかったです。)

この曲は聴かせますね。導入部分のオーボエソロがTくんです。。
ラベル:亡き王女のためのパヴァーヌ


ベートーベン交響曲第3番英雄
(第一楽章)


Dvorak: Slavonic Dance, Op.46, No.8


ヨハン・スヴェンソン「ロマンス」

ドビュッシー:MARCHE ECOSSAISE スコットランド行進曲


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大学のオケと聞いて、あまり期待してなかったが、すごいレベル高っ。。後でTくんにきいたら、大学生のほか、音大の学生、社会人も団員にいるそうで、運営、演奏会および演奏旅行費用は全部大学持ち。一応、団員は年間20ユーロ(2800円)の年会費のみだそうです。芸術には金を惜しみません。この国は。スポーツ刈りの東洋人オーボエ奏者は目立ちますね。教会の御堂に響くオーボエのソロは心に響くきれいな音色でした。アンコールもあり、終わったの夜の11時。お疲れ様でした。やっぱり音楽はいいですね。
帰り道のコメディ広場。
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オペラ座。パリのオペラ座と内部の天井壁画は全く同じように作られているそうです。
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ディズニーランドみたいだな。ここはやっぱりフランスの観光地だ。
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なんとなく、おなかも空いてないし、Tくんちの冷蔵庫にハムとチーズがあったな。頂戴しよう。先に帰ってブログ書いて、寝てます。。



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フロンティニャンと地中海の町SETE [旅]

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モンペリエから車で40分。ここFrontignan〈 フロンティニャン 〉はMuscat Blanc〈 ミュスカ・ブラン 〉、つまり白ブドウの品種ミュスカ = マスカットの産地として有名です。ここではヴァン・ドゥー・ナテュレル という酒精強化ワイン(FortifiedWine)が有名。 ヴァン・ドゥー・ナテュレル(Vin Doux Naturel) とはワインの造り方とは異なり、醗酵途中にブランデーやシェリー酒などの蒸留酒を加え、醗酵を止めることで、ぶどうの糖分を残し、甘口ワインに仕上げます。 シェリー酒、ポートワインやマデラ酒なんかも酒精強化ワインですね。これはそれほど甘くありません。色はシェリー酒のような琥珀ではなく、ほぼワインに近い色です。
今回はフロンティニャンの農協を訪問。
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ここでも試飲させてくれます。
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ここで冷えたミュスカ ブラン(Muscat Blanc)を試飲。
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そのほかに通常ワインのソービニヨンブラン・セックを飲んだけど、農協のマダムに「ブラン・セックを先に飲んでほしかったわ。ヴァン・ドゥー・ナテュレル先に飲んだら、味わかんなくなるよ」と叱られた。そのせいかきわめて辛口のドライ白ワインに感じました。確かに甘みの強い酒から試飲したら、わかんなくなっちゃうよね。
ヴァン・ドゥー・ナテュレルのほうは遅摘みの甘口ワインともちがう味わい。甘ったるくない。アルコール度も通常のワイン変わらないカンジ。きりっとした甘み。ブルーチーズなんかと冷えたこのワインなんか合いそう。
とにかく、今日は試飲を早々に切り上げ、近くの町セット(SETE)へ。
ちかくのスーパーでランチを調達。
ついでに店内の魚売り場を見学。魚好きなんで。
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うなぎ。皮とっちゃうんだ。。
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スーパーのリカー売り場はごらんのとおりワインだらけ。だいたいみんなデイリーワインとしては5ユーロ(為替上は700円)くらい。フランス人の感覚では500円くらいなんだって。
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セット(SETE)の港から5分ほどのところにビーチがあるというので、今日はサンドウィッチ&ビール持参で泳ぐぞ!
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水も港に近いのに、澄んでいてきれい。胸まで入っても足がじゅうぶん見えるくらいです。それから、ゴミとかが一切落ちてない。砂浜にも吸殻ひとつない。どうしてだろう?掃除が行き届いているだけではなく、みんなきれいに使ってる感じです。これだけビーチ清潔だと、ビール瓶のフタひとつも、砂に捨てられない気になります。
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今日は、Tくんがオーボエ奏者として所属するモンペリエ大学のオーケストラの演奏会はあるから、早めに返してあげないと。ということでここは1時間で切り上げでモンペリエへ。彼は事前合わせ練習があるので、市内で別れた。



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モンペイルー地区(ドメーヌド・ピラック) [旅]

つぎに行って来たのが、エグリエールと同じドメーヌのド・ピラック(DOMAINE D'AUPILHAC)。ここは町に看板が、ぽつりとあるだけ。
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中に入ると、テイスティングルームがあり、どれから飲む?とすぐに試飲スタート。
ここは事務所兼テイスティングルームらしい。英語で書かれたワイン説明の紙もあり、助かる。カーブが離れているので、今日は見学できず。ひたすら抜栓。他の見学者がきそうにないところなんで、そんなにばんばん開けて、もったいないな、と思いつつ、おことばに甘えて次々、飲ませていただいた。
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VDPもあったけど、AOCの白からスタート。ここは様々なぶどう品種のアッサンブラージュ(混合)のオンパレード。2007年のAOCの白はルサンヌ、マルサンヌ、ベルマンティーノ、グルナッシュブロンのそれぞれ25%をブレンド。複雑な香りで、ちょと飲んだことない白。VDPのブロンも飲んでみる?ということで、こちらは、ウニブロン(Ugni blanc)、グルナッシュブロン、シャルドネの混合。次々注がれるワイン、3軒目なんで、だんだんわかんなくなってきたぞ。。そのなかで印象深いのがロゼ。サンソー(Cinsault)、シラー、グルナッシュ、カリニャン、ムールベルトの混合。これは美味いね。それぞれのぶどうの個性がバランスとれていて、香り、コク、タンニン、甘みが品良くマッチしてる。それと、赤の2006年。グルナッシュ30%、シラー40%、ムールベルト30%の混合。こちらは掛け値なく美味い。どうも今回、ムールベルトという品種が自分に合うらしい。
写真のスペイン系のおねえさんが、「さあ、つぎどれにする?どんどん言って頂戴!」と飲ませてくれたんだけど、この2種以外は、もうよくわかんなくなっちゃった。口の中までアッサンブラージュ(品種混合)大会状態。水もってくれば良かった。いちおう、テイスティングなんで、吐き出してはいるんですけど、おいしいとゴクリとやっちゃうのよね。あさましい。。
ということで、お気に入りのロゼと2006年のAOC赤購入。合わせて、23ユーロだったかな。良く覚えてません。。やっぱり一日、三軒の蔵めぐりはきついです。
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この村を下る途中は、フランス屈指のきれいな村として有名なサンゲム・デゼールがある。きょうは行かなかったが、その途中に橋がかかってる。
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ここに「エロー河ビーチ」(Plages de L'Herault)と書かれた看板。下を見ると、みんな泳いでる!
深碧色の川で、すごく深そう。奥のビーチではみんな、水着で日光浴してる。
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下りて行くと、岩から飛び込んでるし、ほんとうにここ、田舎なんだ。
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ポンペリエはエロー県の県庁所在地。その冠たる河、エロー川のビーチなんです。この橋の上から飛び込もうとしている若者がいましたが、水深大丈夫なのかな?結果を観ずに帰りました。
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明日は、地中海に面した町、セット(Sete)に行きます。

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モンペイルー地区(エグリエール) [旅]

アニアンヌ(ANINE)地区から30分くらいの距離に小さな村、モンペイルー。見渡す限りのブドウ畑。モンペリエでも質のいいワインがとれると有名だそうです。
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ここのAOCをとっているのが、エグリエール(AIGUELIERE)。日本にも輸入されているAOCだ。ここも家族経営で、最初、道を聞いたおじいさんがそこのオーナーだった。。
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このおじいさんの娘、実質オーナーの彼女に案内してもらった。彼女は日本のバイヤーの招待で日本き着た事もあり、とても親切に対応してくれた。グルナッシュ、ブロン、シラーをタンクから直接テイスティング。たった30分の距離なのに、モンカルメスとは全然違う香りと味わい。こちらのブロンは華やいだ香りがする。グルナッシュはもっとスパイシー(といったら、南仏ではアロマティークっいうのよ、と言われました)な感じで、グッと干しぶどうの甘みみたいな印象がある。こちらのシラーもアッサンブラージュすることが多い様です。
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樽はここは新樽をつかっています。
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写真に映ってるのがTくんです。もう通訳いいから、彼女の話や質問してあとで車の中で教えて、ということで、わたしはもっぱら、試飲と写真に専念。
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モンカルメス(DOMAINE MONTCALMES) [旅]

モンペリエ通信です。
2日目の朝はトラックの作業音で起こされる。近くのパン屋に焼き釜用の薪が運ばれるのです。部屋から見た朝の風景
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今回はTくん宅に泊めてもらってるので、彼が朝、パンを買って来てくれて朝食も作ってくれました。なかなか豪勢です。
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今日は、まず、コトー・デュ・ラングドック・エローの三本の指に入るくらい美味しい(とTくんは言う)の一つ、モンカルメス(MONTCALMES)です。モンペリエ市内から高速道路使って1時間半くらい。東京で言えば、小田原くらいに行く感覚です。しかし、高速表示が分かりにくい。。日本の道路標識はあれでも立派なものだと感心しました。
ここはアニアンヌ(ANIANE)の近くのすっごく小さな村、ペシャボン(PUECHABON)。古い教会と城壁の中はそれぞれ住宅になっている。
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まわりはラベンダーとブドウ畑が広がる。そんな小さな村の家族経営している醸造所です。醸造所入り口、といってもタンクとカーヴがここにあるだけ。特に受付みたいなものはない。本当に日本酒の「酒蔵」ってかんじ。
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ここが、醸造所。発酵タンクの裏の古びたドアの向こうにカーブ(貯蔵倉庫)がある。
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ここは4人の家族経営だそうです。
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今回はカーヴに入れてもらった。寒すぎるくらい低温の蔵の中。樽の中はそれぞれ単一品種の葡萄酒が寝ている。今回は瓶やタンクかたではなく、すべて樽から直接テイスティング。緊張します。今回の醸造所巡りを手配してくれたTくんは醸造所の研修生しながら大学に通っているので、相当詳しい。だから僕のくだらない質問や感想をそのまま通訳してくれないのが難点だな(笑)。でも、同じ仕事を目指す者へとても丁寧に説明してくれてた。
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まず、2007年と2008年のソーヴィニョンブロン。非常になんと凝縮感のある香りが四方八方に広がって、とても品がよく、ミネラル豊富なかんじで、いままで飲んでたソーヴィニョンブランのようなさっぱりした香りではない。08年に比べ07の方がまだ果実っぽい香りがあり、比べてみるとよく分かる。両方ともまだ熟成中。ビン詰めは12月以降とのことで、まだ販売されてない。赤はまず、グルナッシュ。しっかりしたタンニンと干しぶどうのような甘い香のがバランスよく、どんどん香りが変わって行く。ここで驚いたのはムールヴェドル( Mourvedre)。南フランスの品種だが、凝縮感があり、タンニンもしっかりして、味わったことないワイン。これの100%のワインは販売しないんですか?と訊いたら、生産量が少ないので、大切に使ってるそうだ。シラーも飲ませてもらったが、こちらは香りが花開き、タンニンは弱い。これムールベルトと合わせるそう。
白のほうはすでに予約済みだそうで、12月ビン詰めして、日本には3樽だけ。3×500本=1500本が日本に上陸するはず。生産量が少なく、貴重なモンカルメスの白、2006年はもう蔵にはないそうです。日本でしか手に入りませんので、興味のある方は探してみては?
ということで残り少ない2006年のモンカルメスの赤をお土産に買いました。14ユーロ。
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次はモンペイロー(MONTPEYROUX)のレ・グリエール(L’AIGUELIERE)醸造所に向かいます。
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モンペリエ到着 [旅]

フランス、モンペリエから書き込んでます。。
成田から12時間
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乗り継ぎで1時間弱でモンペリエ空港到着。
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コジンマリとした綺麗な地方空港だ。
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T君の出迎えで、モンペリエ市内へ。
街全体がクリーム色の落ち着いた雰囲気の町。もう夜の8時だというのにまだ明るく、夕方だ。入り組んだ小道のあちこちで、テラスレストランがある。
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サンロック教会の裏のレストランのテラスで夕食。この辺りの夕食時間は8時から9時くらいということで、もう9時半なのにそこそこ賑わっている。
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鶏肉と野菜のグリル。
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魚(イサキかな?)のグリル。魚に塩コショウの下味つけてない。Tくんによると、このあたりのレストランでは普通らしい。魚は新鮮。私だったらもう少し美味しくできるのに、なんて思う。。
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もう12時。みなさん、明日おしごと大丈夫なのかな?

明日は、ラングドックの3つのシャトーを訪問予定。T君がアポイントも取ってくれているそうだ。

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明日から南仏 [旅]

1週間休みが取れたので、明日から一人旅してきます。場所は南フランス、ラングドック地方の都市、モンペリエ。成田からパリ、そこからさらに国内線の飛行機に乗り換えて1時間半でモンペリエ空港へ行きます。現地に住む知人のT君のアパートに泊めてくれるそうなので、4日間お邪魔してきます。彼の運転でラングドックのワイナリーをいくつか訪問する予定です。では行ってきます[飛行機]

【ラングドック・ルーションワインの産地】
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旭川ぶらり旅 [旅]

3連休の初日、午後の飛行機で北海道旭川空港へ。旭川にいる先輩のご自宅に泊めていただくことになり、到着後、居酒屋で飲んだあと、旭川にある築百年のレンガ倉庫を改造してやっているカフェバーがあるから行こう、ということになりました。
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お店の名前は「Music Cafe Bar アーリー・タイムズ」別にお酒の名前をとったわけではないらしい。ここは1970年代のCD、EP盤が5000枚以上もあり、フォークの殿堂みたいな場所。店主に当時の曲をリクエストするとすぐかけてくれる。人間ジュークボックスみたい。
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この日はあいにくライブはなかったが、週2ペースでやっているようだ。出演者もフォークの世界では名の知れた人も多く、聴けなくて残念。
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ここの店主、通称アーリー野澤さんは、道内のフォークの伝道者みたいな方。出演しているミュージシャンの名前を見ると、懐かしい名前が並んでいる。出演者の顔ぶれは以下URL参照。
http://www.early-times.com/link/Link.htm
食べ物のメニューもきわめて素朴。乾き物や簡単なつまみものしかないが、ここの一番のお薦めの食べ物は「音楽」(店主)。小腹がすいたお客用にラーメンがある。しかも「インスタントラーメン」と堂々をメニューに書いてあり、値段が300円。店主が軽量カップで水を計って丁寧に作ってくれる。かわいい小ぶりのどんぶりに盛ってくれるのだが、これがとてもやさしい味わい。これから北海道の厳しい冬になると、体に積もった雪を手へ払いながら、お店に入り、インスタントラーメンを食べながら70年代のフォークを聞く、なんていいですよね。インスタントラーメンがこんなにおいしく思ったことはなかった。
先輩の自宅に帰ってから北海道限定の「SAPPORO CLASSIC’08富良野ビンテージ」で締める。まだ飲むの?と呆れられても飲んじゃった。とても新鮮な香りでおいしかった。北海道のビールは缶ビールまでうまい。
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翌日は旭川市内になる「ラーメン村」へ連れてってもらいました。
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何件も軒を連ねているので、迷ったが、入ったお店は「梅光軒」。旭川の醤油ラーメンは魚のダシがきいている。ブランチだったので、油のすくないさっぱり系のラーメン屋を選んだ。
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とてもシンプルで油っぽくなくとてもおいしかった。飲みに行った帰りに行きたくなるラーメン屋さんでした。ラーメンでおなかの一杯になり、13時30分発のJAL便までまだ時間もあるので、空港のそばにある田村ファームのアイスクリーム工房で時間調整。
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ゴマ入りのアイスとコーヒー味のアイス。しぼりたての朝採り牛乳で作っているだけあって、非常においしかった。帰りは雨、むこうに見える丘を越えると美瑛の丘だ。まっすぐ伸びる道が丘を二つに切ったように見える。
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滞在時間は22時間半。短い旅でもとても収穫あり。羽田から1時間半のフライト。旭川空港からは市内が近いので、とても近く感じた。旭川動物園で最近有名になったが旭川だが、ここは北海道の中央にあり、大きな中央卸売市場があるため、道内の農産・海産物が集まる場所。そのため、居酒屋や料理店が数多くあり、どこも食べ物が安くておいしい。飲み屋の値段は札幌より2~3割安いかんじがする。
今度は雪の旭川でアーリータイムズのフォークのライブ聴きに行ってみたい。


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秘湯 トムラウシ温泉(番外篇) [旅]

1泊2日で北海道のとかち帯広空港から2時間半、大雪山国立公園にある、山の中「トムラウシ温泉」に行ってきました。蕎麦で有名な新得町から十勝川脇の林道を上って東大雪山国立公園内を標高700メートルくらいのところまで入ったところに今回泊まった国民宿舎東大雪荘があります。
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車から降りたつと、その空気の濃さに驚く。新緑の季節だからなのか、天然の緑の香りでいっぱい。温泉地のにおいもなく、自然と渓流に囲まれたまさに秘湯を期待させる。
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山小屋のような山荘を覚悟していたが、立派な鉄筋コンクリートと木の風合いを生かした建物なので驚いた。入り口脇には渓流があり、そこに温泉が流れこんでいる。
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露天風呂も新緑に囲まれ、とても気持ちいい。温泉地独特の硫黄臭はほとんどなく、炭酸系弱アルカリ温泉のさらさらしたお湯。
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翌日は車で10分ほどさらに上って、望岳展望台へ。6月中旬というのにまだ雪がある。裾野の芽吹いた新緑の森と山頂の地肌に広がる残雪が美しい。
標高2141mトムラウシ岳
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山荘から日帰りの登山コースがある。(でも7時間だって・・)
白雲台展望台から
美瑛岳(右:2052m)と十勝岳(左:2077m)
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帰りは名物、手打ち新得蕎麦を「新得そばの館」で食す。さすがにうまい。でもそばつゆのダシが今ひとつ。鰹ブシの一番だしのきいた醤油だしにつけて食べるざる蕎麦に慣れていると、物足りない。惜しいなぁ。
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空港近くの元「幸福駅」に立ち寄り。もう昭和62年に廃線になったが、駅だけは保存していた。いまだにカップルがちらほら居た。
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夕方、とかち帯広空港からJAL便で羽田空港へ。一泊二日の秘湯温泉旅行。東京まで往復1800キロ。さらに空港で借りたレンタカー移動距離250キロ。。さすがに疲れたが、新緑がまぶしい大雪山国立公園に行けてよかった。今度は秋に挑戦してみようと思う。






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