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第15回リリーピッキンパーティ(Lily Pickin' Party 2013) [音楽]

今年も行ってきました。第15回リリーピッキンパーティ。毎年、この時期
横浜緑区公会堂で行われるブルーグラスの祭典です。13チーム4時間におよぶ
長丁場ですが、どのバンドもハイレベルの演奏を聴かせてくれます。

特に、毎年、お元気な姿を見るのが楽しみに「尾崎ブラザース」なんと、ふたり
合わせて御歳、162歳です。その声量とハーモニーにはいつも驚かされます。
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毎年来ていますが、今回初参加のThe Up Hill String Band(UHSB)は興味深い
バンドでした。リーダーは22歳のYamamoto Minakiさん、女の子でバンジョー
も珍しいけど、こういう若い女性がブルーグラスをやってるということにとても
感心しました。
しかもうん十年やってらっしゃるおじさまたちと。それに、このおじさまたちが
実力者ぞろいなんです。

次回も楽しみなグループです。
The Up Hill Strings Band (クリック)
メンバーが東京多摩地区在住なので、東京を中心に出演されてるようです。

ここで演奏されたのはFlint Hill Specialという曲、大好きです。
アールスクラッグスの名曲。この曲はペグ(糸巻き部分)を演奏中に操作して
音程を変化させる奏法を用いて演奏です。 

これは、名曲です。ちなみにご当地アメリカではこんな兄弟がいます。
YouTubeで1700万ビューを記録しました。
Sleepy Man Banjo Boys( Tommy, Robbie, and Jonny)


バンジョーを弾いているJonny君は、8歳です。
彼らは南部出身ではなく、東部ニュージャージ州のこどもたち。
"We discovered Earl Scruggs through YouTube and fell in love with
the music.” なんて言ってます。Youtubeは時や場所を越えて、次世代に
発見や気付きを与えるツールになってます。
そして、ブルーグラスはアメリカ人の魂に根付く「演歌」なんでしょうね。
Sleepy Man Banjo Boys Website(クリック)

ネッシー エクスペディションも、あいかわらず元気な本間さんの
マンドリンを聞けました。
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昨年、渡米し、3週間のミニツアーまで。CDも発売中です。すごいですね。
地元のTVなんかにも出ちゃってます。


また、来年たのしみです。さあ、次回を楽しみに、
これから1年、元気でがんばろう!

<各バンドの写真、動画はこちら>
リリーピッキンパーティーインフォメーション(クリック)
Nobuzi Kitabara-YouTube(クリック)

<第15回リリーピッキンパーティ・プログラム(6/1)>
2013年年6月30日(日曜)
11;45~開演ご挨拶
①11:50~J―プロジェクトバンド
②12:10~グラス・デュー
③12:30~小田原BG研究会
④12:50~Three Topers
⑤13:10~リブ・イン・グラス
⑥13:30~ハニー・ナイツ
⑦13:50~ウインズ
(休憩)14:10~14:20
⑧14:20~The Up Hill String Band
⑨14:40~River of Time
⑩15:00~Ikuko&尾崎ブラザーズ
⑪15:20~ベイ・グラス
⑫15:40~Grass Quintet
⑬16:00~Nessie Expedition
16:20~フィナーレ
     16時30分頃終演

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桑名正博 逝く【哀愁トゥナイト】 [音楽]

1977年(昭和52年)にリリースされた「哀愁トゥナイト」
当時、あまりヒットしなかったらしいが、当時洋楽しか聞か
なかった私にはとても鮮烈で、学生時代に大阪のレコード店で
流れていたこの曲を「この曲歌ってる人のアルバムください」と
言ってはじめて大阪で買った想い出深いアルバムだ。

「マサヒロ・Ⅱ」作詞:松本隆、作曲:筒美京平。
ピクチャ 32.png

参加したミュージシャンを見ると、高橋ユキヒロ、高中正義、後藤次利、
斉藤ノブ、羽田健太郎、桑名晴子などすばらしいメンバー。

その後、「セクシャルバイオレット」でヒットしたが、哀愁トゥナイトの
ほうが桑名の出発点というべき1曲のように思う。

尼崎のボンボンだった桑名のデビューコンサートには地元の政財界人が正装
で来たとか、アンルイスと結婚するわ、大麻で捕まるわ、等々、逸話に事欠
かないド派出な人生で、期待持たせて最後は、ぱっと散る。

59歳。若すぎるけど、ロックな人生だったなぁ。 本人、心残りかも
しれないけど、惜しまれて旅立つミュージシャンはやっぱり永遠のスターです。


<追記>
哀愁トゥナイトを出発点と書きましたが、原点はやはり
「ファニーカンパニー」の桑名正博です。

東のキャロル、西のファニーカンパニーといわれた70年代はじめの
桑名のグループです。 追悼の気持ちを込めて紹介します。

「スウィートホーム大阪」




<続:追記>
ファニーカンパニー(通称ファカン)ファンから、今年はファニカン結成40周年で
が全国コンサートを始めた矢先だったので、紹介するならもっと他にもあるだろう
とのご指摘があったので、ボクの好きな曲をもう1つ。
「ハイウェイ・ドライブ」
♪と・な・り・の・む・ら・までひとっぱしーり・はいうぇいどらいぶ!♪


最後に、桑名自身が制作したメッセージ動画です。
彼自身、HEART AIDなどのボランティア活動に
熱心だったことがうかがえます。
「地球が泣いている」
http://youtu.be/TXnDTScHoAs

MASAHIRO KUWANA OFFICIAL WEB 2012
http://www.kuwana.com/masayan/
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第14回リリーピッキンパーティ(LILY PICKIN' PARTY) [音楽]

今年は3月に有名なバンジョー奏者Earl Scruggs、そして先月は現在の
ピッキング奏法の先駆者的ギタリスト、Doc Watsonがあいついで亡く
なりました。
ここに紹介するのはアール・スクラッグスとドク・ワトソン、それに
若いリッキー・スキャッグスが加わったトリオによる「スリー・ピッカーズ」
と題されたコンサートの映像です。これはDocの希望で故郷ディープ・ギャップに
近いノース・キャロライナ州ウィンストン・セイレムで開催されたものです。


バンジョーといえば名曲"Foggy Mountain Breakdown"ですね。
Earl Scruggs and friendsの演奏です。


そんなブルーグラスの節目となる2012年、年に一度のブルーグラス
コンサート「リリーピッキンパーティ」が6月17日(日)に横浜市
緑区みどり公会堂で開催されました。
今回も12バンドが勢揃い。皆さん実力者ぞろいです。

今年も日本の人間国宝級の兄弟バンド、合わせて160歳超えの
尾崎ブラザーズ。ますますお元気でCDも出されました。
その音源はアメリカのブルーグラスの聖地に殿堂入りしたそうです。

尾崎兄さまのギターにはDoc Watsonの自筆のサインが。
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今年も元気、小田原BG研究会
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いつもたのしみにしている若手(といっても平均年齢39歳)バンド
イエローハンマーストリングス
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実はメンバーのBJ桑原達也君が25歳。彼が平均年齢を下げてる。
すばらしいBj演奏もさることながら、イケメンです。
こういう方がいると若い女性のブルーグラスファンがひろがるかも。
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明るく元気にさせてくれるJプロジェクト
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初出場のザ・ジェントルマン
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本間さん(M)のパーフォーマンスもすてきです。
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その他にもみなさん、すばらしい演奏であっという間の3時間でした。
最後にみんなで" We'll meet again sweetheart"を大合同演奏。
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私にとっての「紅白歌合戦」みたいなリリーピッキンパーティ
この一年、なんとか乗り切ったという気持ちと、また来年、元気に
リリーに会いに来れたらいいなと思いながら、会場を出る。
もうすでに16時半。梅雨空だった午前中とは違い、夕焼けが。
出演者の皆さん、すてきな演奏、ありがとう。そして来年も楽しみに
してまーす[ぴかぴか(新しい)]

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◇プログラム
2012第14回リリーピッキンパーティ
◇開催日  2012年6月17日(日)開催
◇場所   緑区緑公会堂大ホール
      横浜市緑区寺山町118緑区合同庁舎内
◇時間   開演11時45分(開場11時30分)

◇出場バンド
①Winds(ホストバンド)
②イエローハンマーストリングス
③ウイリーニリー
④リブイングラス
⑤MFB
⑥River of Time 
⑦J−プロジェクトバンド
⑧ハニーナイツ
⑨小田原BG研究会
⑩グラスクインテット
⑪IKUKO&尾崎ブラザーズ
⑫ザ・ジェントルメン
エンディングテーマ 全員演奏
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アメリカンアイドル シーズン10 [音楽]

ピクチャ 12.png
ピクチャ 8.png
地デジ開始してFOX bs238 というチャンネルを見る事が出来る。
今、楽しみなのは、アメリカンアイドルシーズン10。
FOXチャンネルの全米視聴者参加型の公開オーディション番組です。

実際には録画だが、毎回楽しんでいる。このオーディション番組は
全米一般から出場者を公募、地区別オーディションを勝ち抜いた
アマチュアシンガーたちが6ヶ月にわたり 視聴者の電話投票で
勝ち抜き戦を展開する。視聴者票をより多く獲得した者が国民に
選ばれた真の“アメリカン・アイドル”が誕生する。
まるで大統領選みたい。

会場の審査員はスティーヴン・タイラー、ジェニファー・ロペスなど
大物たち。皆、コメントが分析的で的確で興味深い。最終の11名に
なると、みんなレベルが高くって、誰が優勝してもおかしくない。

毎週みてると、録画なのに応援してしまう。
優勝したSchotty McCreery(スコッティ・マクレイリ)はまさに、
アメリカの森進一みたい。歌唱力は最初から突出していた。
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スコッティの声そのものが、低音で魅力的です。
カントリーでこの声で歌えば、全米の女性票が集まるでしょうね。
スコッティの出演中の映像です。
http://youtu.be/SIBjM-CxrKs

この番組のすごいのは、毎回、勝ち残ってくる候補者が審査員の
アドバイスによって練習し、どんどんうまくなってくる。

ぼくは、Karen Rodriguesz(カレン・ロドリゲス)を応援してる。
Karen=可憐[ぴかぴか(新しい)]審査員の辛辣な批評にも謙虚で、
やさしい性格がわかる。これが欠点か。がんばってほしいなぁ。
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カレンの番組での歌声です。
http://youtu.be/8Hye4dF7F9A

特に注目はPia Toscano(ピア・トスカーノ)だろう。
ジェニファー・ロペスもコメントしていたが、容姿、音程すべてOK。
あとは観客を引きつける感情の一体感があれば、パーフェクト。

彼女はこのコンテスト終了すると、すぐにレコード会社と契約し、
CDデビューし、ヒットチャート上位にランクインしました。
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(下記が彼女のデビュービデオ)
http://youtu.be/YRn5d0a4Puw

もうひとり注目はHaley Reinhart(ヘイリー・ラインハート)
すこしハスキーなビブラートと声量と音程の確かさはさすが。
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男性セミファイナリストのひとりCasey(ケイシー)。彼も20歳と
思えぬ風貌と力あるな歌声だった。また、このふたりのディエットがいい。
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ふたりのデュエットをどうぞ(下記参照)
http://youtu.be/C93AlhgzN9s

すでに結果はわかっていても、毎回、熱くなる番組。審査員のコメントに
「そうだよねぇ」なんて独り言。すっかりハマっている。

6ヶ月にわたり全米で勝ち残ってきたシンガーたち。
本当はファイナルは10名なのですが、今年は異例の11名。それほどみんな実力
があった。今後、全米注目の最高のイレブンです。
ピクチャ 13.png

「アメリカンアイドル シーズン10」 サイト
http://www.americanidol.com/tour/

「FOXテレビ アメリカンアイドル シーズン10」 日本語サイト
http://tv.foxjapan.com/channels/fox/lineup/ai10/intro.html

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サム・ツィ【YouTubeで見つけたアマチュアシンガー】 [音楽]

YouTubeで有名になった男性アマチュアシンガー Sam Tsui。
Yale Universityに通っている中国系アメリカ人の大学生です。
以前から話題になっているらしいのですが、はじめ見つけた時、
そのリズム感とクリアで伸びのある声量に聞き入ってしまいました。
Love The Way You Lie


映像も凝ってる。ひとりアカペラ。
Don't Stop Believing


聞かせますね。。
If I Die Young" - The Band Perry


他にもYouTubeで名曲のカバーを数多く投稿してますから、YouTubeでぜひ
探して聞いてみてください。

Sam Tsui。 今後、プロを目指すのか、憶えておいてほしいシンガーです。

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The Jane Dear Girls 【カントリーデュオ】 [音楽]

オフィスでひとりになった時は以前紹介したインターネットストリーミングラジオ
「Live 365」の中の「Country Girls Only」チャネルを流している。すると、
なかなかいけてる女性デュオの曲が流れてきたので調べてみました。
"The JaneDear Girls" ジェイン・ディア・ガールズ。
ヴォーカル、バンジョー、ギター、ハーモニカを弾くダネル・レヴァレット(左)、
ヴォーカル、フィドル,ベース、マンドリンなんでも弾くスージー・ブラウン(右)
というUSA ユタ州出身の個性豊かな女性二人組です。

ピクチャ 2.png

”Wild flower"でデビュー。PV動画はこちら。
http://youtu.be/NC0IhlquYlI

今年3月にリリースした"Shotgun Girl"もヒットチャート上昇中。
Shotgun girlのPV動画はこちら。
http://youtu.be/Eaux5laKSE0


SusieもDanelleも個性的。バンジョーやフィドルをポップに操る若いふたりに
新しいアメリカンカントリーの息吹を感じます。
ぼくらの中学英語の教科書に出てくる最初の女の子もSusieだった!

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夏向きの演奏【Chet Atkins】 [音楽]

猛暑です。さすがに夏休み中盤。バテてきました。今年はお盆も休まず仕事です。
そんな中、FM東京でこの曲が流れていました。ギターの高音弦のピッキングと
曲の軽やかさがなんとも夏向きです。

チェット・アトキンスの ヤクティー・エイクス(Yakety Axe)


チェット・アトキンス(1924〜2001)は米国のカントリーギタリストですが、
ジャズやブルース、後年はロックも取り入れ、ピッキングを駆使したメロディ
と和音を展開する独自の音楽を作り出した大ギタリストであります。

ただ、この"Yakety Axe"の意味がわからず、悩んでおりましたが、最近は重宝な
サイトがあるのですね。知恵袋にお尋ねの書き込みをしたところ、作曲家の
「ロイ」さんから、すぐに書き込みをいただきましたので、ロイさんの回答を
披露します。

『1958年、The Coastersというドゥーワップグループが歌ったYakety Yak
(やかましいおしゃべり→転じて「がみがみ言うな」)という曲がヒットしたの
ですが、時をほぼ同じくして、Boots RandolphというSaxプレイヤーもその曲
を演奏していました。但しThe Coastersのものとは違うメロディーで、Yakety
Sax (やかましいサックス)というタイトルでYakety axeの発売から数年経って
ヒットすることとなります。更に1965年、Chet Atkinsが Yakety Sax のパロディ
として演奏・発表したのがYakety Axeです。
タイトルはギターが斧のように見えることと、Saxという単語の駄洒落としてAxe
と名づけたそうです(Chet談 )』

おしゃべりな斧って、何か隠語かと思ってましたが、これでよくわかりました。
ホント、ありがたいです。

チェット・アトキンスの若かりし頃。1954年(昭和29年)の演奏です。
Mr Sandman


映画「スティング」で使われたスコット・ジョプリンの名曲です。


なんか、こういう音楽を夏に聞くと、風鈴のような涼しげなかんじがします。
さぁ、夏休み後半、頑張るぞー!

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第13回 リリーピッキン パーティ(LILY PICKIN' PARTY) [音楽]

昨年まで野毛の会館で行われていたブルーグラスコンサート、リリーピッキングパーティ。
今年は、5月8日(日曜)初夏を思わせる晴天の日に、緑区総合庁舎内の公会堂で開催され
ました。ブルーグラスやカントリーというと、昔のオジさんたちの若かりしころの音楽と思っ
ているむきもありますが、最近ではテイラー・スウィフトが日本でも人気になって、やっと、
アメリカンカントリーベースの音楽が普通にラジオでも流れ、若い人たちにとっては新しい
ジャンルの音楽として広がりをもってきていることはうれしい限りです。米国ではれっきと
したJ−POPならぬU-POPとしてグラミー賞の中でもカントリー部門は重要な位置付けにな
っています。

今年はブルークラスの父、Bill Monroeの生誕100年だそうです。


ブルーグラスのギタリストといえばTony Rice。 ギターってなんて素敵な音色なんだろう。


インターネットラジオ LIVE365は無料で様々なジャンルの音楽を聴くことが出来ます。
ブルーグラスなら"American Bluegrass Radio"
Amrican Bluegrass Radio.png
http://www.live365.com/stations/wb5jzp?site=web

わたしは、どちらかというと今のカントリーミュージック、Alison Kraussや
Dixie Chicksなどが女性カントリーの曲が好きなので、最近は"Country Girls
Only" を流してます。
ピクチャ 1.png
http://www.live365.com/stations/im_sloane?site=web&play=2
最近の若いカントリーシンガーはみんな美形でかわいいですね。まさに、U-POP
と言えるでしょう。

今年は、震災の影響で、一時は開催するのか直前まで決まっていなかったのですが、
全部で13グループが出演、300名強のお客様で大盛況でした。昨年のリリーピッ
クングパーティについては当ブログで全グループの音源をご紹介したのですが、今回は
後ほどYouTubeで公開を予定しているという主催者のご案内があったので、それを
楽しみに待っていただいて、今回はいくつかのバンドをご紹介して、その場の雰囲気を
少しでもお伝えできたらと思います。出演者のみなさんはどれもほんとうにすばらしい
演奏で、ここですべてをご紹介できないのがとても残念です。

「小田原BG研究会」今回も聴かせてくれました。
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Gの清水晃さん。こういうかっこいいオジさんになりたい。
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尾崎ブラザーズのご兄弟。震災で被災された方々を思い、すばらしい鎮魂の歌声を
今年も聞かせてくれました。兄弟合わせて160歳。9月に米国で開催される
ビルモンロー生誕100年のコンサートに招待されて、出場されるそうです。
お二人とも80歳前後とは思えないすばらしい声量と、テクニックに圧倒されました。
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最後はネッシー・エクスペディション。35年前の名前に戻して、熱い演奏を聴かせて
くれました。もう35年やってらっしゃるですね。
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山崎クマゴローさんのフィデル(Fi)演奏。演奏もパーフォーマンスもすばらしい。
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最後は、それぞれのパートで名曲"Foggy Mountain Break Down"を全員演奏です。
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日本でバンジョーやフィドルなどの複数競演なんてあまり聞けませんね。
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最後は恒例の参加者全員舞台に出て、"WE'LL MEET AGAIN SWEETHEART"を演奏。
各バンドのFi、 Bj、Mnが集まっての演奏です。
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年に一回のコンサートですが、最後にこの曲をみんなで演奏し、場内のお客様と一緒に
歌いました。リリー ピッキングパーティはいろんなことがあったこの一年を思い返し、
また来年、きっとここでお会いしましょう、という気持ちになります。
ボクにとっては、リリーは大晦日の紅白みたいな存在になりつつあります。来年も出演者
の皆さんに会えるように自分もこれから1年、健康で仕事に頑張り、2012年第14回リリー 
ピッキングパーティに来れることをたのしみにしています。
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<第13回リリー ピッキングパーティプログラム> 
2011年5月8日(日)開場11:30
会場 横浜市緑区総合庁舎内 緑公会堂

①12:05 実行委員長ご挨拶
②12;10 J−プロジェクトバンド・横浜
③12;30 Grass Dew
④12;50 ハニーな あいつ
⑤13;10 M・F・B
⑥13;30 イエローハンマーストリングス
⑦13;50 Winds
⑧14;20 小田原BG研究会
⑨14;40 ベイグラス
⑩15;00 Jack in the Grass
⑪15;20 IKUKO&尾崎ブラザーズ
⑫15;40 Grass Quintet
⑬16:00 River of Time
⑭16;20 Nessie Expedition
 
16;50 エンディング〜
        また逢う日まで、他
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第12回 リリーピッキン パーティー(LILY PICKIN' PARTY) [音楽]

年に一度、横浜野毛にブルーグラス&カントリーミュージックのバンド
が勢ぞろいします。今年は6月6日日曜。伊勢山皇大神宮近くの横浜
市従会館で行われました。横浜市内ではカントリーミュージックを聴ける
場所が少ない中で、この「リリー ピッキング パーティー」で、実力派の
多数バンドの演奏を一度に聴ける数少ないチャンスなので、行ってきました。

ウインズ 
おなじみのメンバーからのスタートです。 いつも杉崎さん(G)のトークも楽しみ
のひとつです。
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↓演奏の一部です。


リブイングラス
みなさん40年前は相当もてたことでしょう。 それを感じさせる味のある演奏です。
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↓演奏の一部です。


HONEY NIGHT
丸山佳代さんのボーカルは伸びがあってかっこいいです。
http://blog.goo.ne.jp/honeynights/
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↓一部音源です。


ザ・ウィリーニリー
ブラザーディオで、正統派ウェスタンですね。
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↓一部音源です。


Yellow Hammer Srings
いつものながらの演奏、恐れ入りました。。もう結成20年とのこと、お若く見えますが、
何歳からバンド組んでたんでしょう?
http://music.geocities.jp/yellowhammerstrings/yhs.html
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(演奏をちょっとご紹介します。)


MFB   
ドブロも加わり、石川麻利子さんの優しいVoがまたいいですね。
毎月第三土曜に新宿「居留地」でライブ演奏中です。
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↓最後の曲の一部です。


これがドブロギターです。横にして弾きます。共鳴盤がついてこんなかんじで弾くと
「ぷよんーん[ー(長音記号1)]」ってな金属的な音色がして、ブルーグラスの演奏にいっそう味が出ます。
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(ドブロ演奏の音源です。)


J−プロジェクトバンド横浜
木村大先生のギターと大阪弁でみんなを元気にさせますね。元気な
JUNJUNことフィドルの嘉山潤子さん、バンジョーの名手小山さん、
リリー事務局の影の事務局長十鳥さんの6人のバンドでたのしい
演奏でした。7月17日は横浜にぎわい座に出演予定だそうです。
http://bgpickers.com/

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↓最後の曲の一部です。


小田原BG研究会
横浜市では年一回リリーでしかお会いできませんが、毎回たのしみにしている
バンドの一つです。一本のマイクで3人の歌声がすばらしいハーモニーです。
第一、かっこいいです。あこがれの存在です。今年は10月31日に藤沢市辻堂にある
カフェレストラン「のんのん」でライブ予定だそうです。
http://www16.ocn.ne.jp/~oda.bg/
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(一部音源ご紹介します。)


Kentucky Bears  
神田の「CASE#1」で第4金曜に演奏している実力派ブルーグラスバンドです。
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(一部演奏の音源です。)



IKUKO&尾崎ブラザーズ
毎年元気な演奏とボーカルを聴かせてくれる尾崎兄弟。77歳、80歳の兄弟
の声量と技術にみんな圧倒されます。「介護班」なんておっしゃってましたが、
笹部さん(G )中村さん(Do)の演奏がすばらしい。最初はIKUKOさんと尾崎ご兄弟
の演奏でスタート。IKUKOさんのもってるのは、コードハープかな?初めて見ました。
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↓演奏の一部音源です。


次に尾崎ブラザーズの演奏。 お兄様、御歳80歳。最近指が震えるからなんて
っしゃっておりましたが、演奏、歌も凄いんです。
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(↓一部お二人の声量をお聞きください。)

進駐軍とか、第一次欧州大戦の出征兵士の歌とかを父から教わったとか、
年輪を感じさせるご説明の後に伸びやかな声量に圧倒されます。
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Grass Quintet
富田さんの声は伸びがあって渋いですね。ウッドベースの平泉さんの演奏、
バンジョーの名手 原さとしさんなどメンバーの年齢差30歳なんかまったく感じ
させない力強いバンドです。
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(演奏の一部音源です。)


DUCKY'S
マンドリンの本間さんをはじめ、もう、みんなガンガン演奏して、みんなノリノリでした。
早いテンポの曲ばかり演奏してるので、そのパワーにびっくりです。さすがリリーピッキング
パーティーの「トリ」をつとめるバンドであります。銀座ロッキートップを中心に活動されてます。
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(そのとき演奏の一部です。)


11時45分から16時半まで、まったく飽きさせないすばらしいバンドの面々。
みんなしゃべりも面白いし、初めてリリーに来たNさんも大満足でした。
もっとカントリーを盛り上げて、ギターやってる若い人たちにも聴いてほしいですね。
それにしても、シニアのブルーグラスバンドの皆様の実力には脱帽です。

最後は参加者全員舞台に出て、"WE'LL MEET AGAIN SWEETHEART"を演奏。
各バンドのFi、 Bj、Mnが集まっての演奏です。
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観客も一緒に歌いました。


あーたのしかった[わーい(嬉しい顔)]。昨年はじめてBataさんに連れてってもらって、
今年が2回目ですが、もうすっかりリリーのファンです。楽しみにしていますので、
来年も「第13回 LILY PICKIN’ PARTY」の案内状をお待ちしてます[mail to]

【2011年度について】


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ウクレレボーイ [音楽]

相方のBataさんも中東ですっかりいい暮らししてるみたいだし、しばらく帰って来なさそうなので、ギターを毎日練習しているものの、さすがに50の手習い。遅々として進まない。そんな折、4月のYouTubeで世界のTOP10の再生数に入った日本の男の子のウクレレ画像。これはJason Mrazの"I am Yours"というヒット曲。彼自身はYouTubeで見つけて、自身のBlogで紹介したのがきっかけで、世界中のクリックにつながったようです。おじさんもガンバらないと[ふらふら]
まぁ、見て、聞いてください。 5歳ですよ。

彼は歌詞もコードもわからなくても、この曲の彼なりのイメージで歌い上げてるんですよね。だから自然。彼のご両親はすばらしい授かりものをしたものですね。今後の彼が楽しみです。

タグ:ウクレレ
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アコーディオンライブ [音楽]

久しぶりのSam's Bar。Bataさん転勤により、音楽活動を停止してから2ヶ月ぶり。今日は音楽仲間のアコーデョオン奏者、池内光子さんのライブ。
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左手で和音、右手で鍵盤、さらに蛇腹を引いたり、押したり。。ますます指が動いてました。もう神業のようにマーチ、クラッシック、映画音楽、歌謡曲まで幅広くできるのがアコーディオンの魅力。
演奏曲は以下の通り。

【曲名】
第一部(アコーディオン)
・ツァラトゥストゥラはかく語りき
・闘牛士
・eye
・007ジェームス・ボンドのテーマ
・ポルカ・メドレー 
・マーチ・メドレー(ボギー大佐、ザ・ロンゲストデー、大脱走マーチ)

第二部(ピアノ演奏&アコーディオン)
・As time
・goes by
・メイプルリーフ・ラグ
・Change the the world
・あばよ
・かもめはかもめ
・過ぎ去りし永遠の日々
・「道」より ジェルソミーナ
・ウィリアム・テル序曲

小さな体で11kgのアコーディオンを縦横無尽に弾いている光子さんは大きく見えますね。かもめよかもめでは、お得意のパーフォーマンスで傘にカモメつけてまわしてました。
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最後に彼女はこれまでステージ活動を支援してくれたSamさんとイクコさんにプレゼント贈呈。光子さんの書いた手紙を彼女のアコーディオンの伴奏で不肖Tonyが朗読しました。感動の贈呈式でした。サムズバーは桜木町駅から日ノ出町方面に向かって、ドンキーのある宮川町3丁目の交差点を左角の靴屋のとなりのビルの地下にあります。月曜から木曜までは連日ライブがあります。いろんなジャンルのミュージシャンが出演。スケジュールはHPで確認してみてください。

池内光子さんのアコーディオンは病院のボランティア、商店街の路上ライブ、ライブハウスなど神出鬼没なんですが、また、サムズバーでやってくださいね。
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Sam's Bar
http://www8.plala.or.jp/samsbar/


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Jango【音楽ストリーミングラジオ】 [音楽]

jango.png
以前、DEEZERというサイトという紹介したが、このJangoという無料のストリーミングラジオも、とても使いやすい。
自分の好みの同じジャンルのSingerを自分のStationに入れて、Jango上で自分好みのストリーミングラジオ局を作ることができる。好きなシンガーを複数登録すると、即座にカスタム局は即座にそれらの歌手の音楽を再生し始める。曲を指定するのではなく、好みのArtistをするのです。そうすると自動的に曲が流れ続ける。さらに自分と趣味が似たユーザーのお気に入りの音楽も表示され、それも加えることができる。自分の好きな歌手を登録するだけで、勝手にストリーミングラジオがスタートするなんて、実に楽ですよ[手(チョキ)]。最初にログインのための個人登録は必要だが、無料。ジャンル別の自分個人のラジオステーションが作れるし、そのステーションには同系統の歌手も知ることができ、「この曲、いいじゃん[るんるん]」と発見もあり、楽しい。
さらに、演奏中の曲のLyricsのボタンを押すとその歌詞を検索できるサイトがあり、とても便利。
ピクチャ 1.png
わたしは現在、PC作業中はJangoをいつも流しっぱなしです[わーい(嬉しい顔)]。きっとハマりますよ[ぴかぴか(新しい)]
Webラジオ Jango
My Stationです。ご参考[るんるん]
http://www.jango.com/stations/230255768/tunein?song_id=226654



フランス音楽WEBサイト【DEEZER】 [音楽]

フランスの音楽サイトDEEZER
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http://www.deezer.com/en/#music/radios
CDやiTuneに好きな曲をダウンロードしたりするとHDがどんどん増えてくし、お気に入りの曲ばかり聞いてると、なかなか新しい曲の情報が得られなくなる。そこで、PCを操作してるときは無料の音楽ストリーミングをBGMとして利用している。音楽サイトはいくつかあるが、欧州で評判のサイトがこのDEEZER
アーティストを検索して無料で音楽を流してBGMとして楽しんでいる。利用は無料だが、最初に登録だけは必要。休日はBing Crosbyを検索し、MacでBGM流しながら、風呂に入って本読んでました。ふやけちゃった。著作権はどうクリアしてんのかな? とにかくいま一番おすすめのWebラジオアプリですね。お試しあれ。

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↑ぶちっとおねがいします。

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ブルーグラスコンサート【LILY PICKIN' PARTY】 [音楽]

五月最後の日曜日。ひさしぶりの晴天です。野毛日ノ出町はこの日、日本ダービーの開催日とあって、場外馬券売り場は、いつも以上の賑わい。
その人ごみをぬって坂を上って、伊勢山神宮の近くの横浜市従会館という、聞きなれない会館で年一回のブルーグラスのコンサートがあると聞き、相方のBATAさんに誘われて、行ってみました。
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ブルーグラスの12バンドが登場。どこのバンドもセミプロ級。日本のブルーグラスってこんなに濃い層だったんだ。
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最後にこの世界では有名らしい「尾崎ブラザーズ」。お二人は兄弟。78歳と76歳。今年もケンタッキー州オーエンズブロのリバーミュージックパーティーフェスに出演されるそうです。写真だけではまったくわからないと思いますが、リズム・声量・音程、発音すべて完璧。他の出演者が尊敬のまなざしのまさに熟成のジャパニーズブルーグラスでした。男兄弟でこの年までいっしょに音楽を聴衆にアピールできるって、なんか涙が出てきちゃいました。。
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最後はニューエクスペディションというバンド。ビルモローの曲を中心にした演奏でしたが、さすが今日のトリだけあって、すごい。ブルーグラスのマンドリンってこんなだったんだ。銀座の「ロッキートップ」っていう店で毎月土曜やってるらしい。
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失礼ながら、日本のブルーグラスって聞いたことなかったんで、こんなにレベル高いなんて知らなかった。
日本のブルーグラス愛好ミュージシャンって、こんなにすごいんだ。みなさん、一度全国各地で開催されているブルーグラスのコンサートに足を運んでみてください。古く臭いなんて思ってたら、たぶんびっくりすると思う。みんなリズム・音程・ハーモニー、もちろん英語の歌詞、どれもはずれがない。。最後にみんな主出演者全員壇上で演奏、フィドル(バイオリン)の「キーAね」、の掛け声で全員がぴったり演奏しちゃうんだから。
あぁ、はずかしい。。もう人前で演奏できなくなっちゃう!きょうのお誘いは神様が「すこしは他のミュージシャンを見習え」ということなんでしょうね。いい勉強と素晴らしい演奏と日本の平和に感謝です。



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