豆乳なべ

お彼岸が過ぎたというのに、この寒さ。開きかけの桜も寒そうです。そこで、寒いときはお鍋。「豆乳なべ」というのは聞いたことはありましたが、なんか、名前のひびきがイマイチおいしそうでないので、ちょっと躊躇してきたのですが、知人から鮭をたくさんいただいたので、挑戦しました。鮭は好きなんですが、あのマスに似た香りはしょっちゅう食べると飽きる。生クリームの鮭のパスタがあるんだから、豆乳だって似たようなもの。うまくいくかも。。
いただいた鮭はヨメが食べやすく切っておいてくれた。

使うのは無調整の豆乳。基本はかつおだし３：豆乳１の割合。だしはしっかりとる。ポイントは味噌。豆乳と味噌は同じ豆なので合う。味噌、みりん、酒、を５０ＣＣくらい入れてみましたた。味噌汁ではないので、塩少々で味を整えます。最後に黒コショーをたっぷりいれます。これがポイントです。

これでスープとして十分おいしい。
具は、鮭のほか、冷凍のカキ、長ネギ、エリンギ、シメジ、ジャガイモ（これはレンジで加熱しておく）、にんじん（拍子切り）。弱火でコトコト煮る。最後にちょっとバター入れてもいいですね。今回は食べる直前に春菊や水菜をいれましたが、白菜を茹でておいて、食べるとき入れてもいいですよ。
やっぱり魚介類が合いますね。豆乳が素材に膜を作るので、魚臭さが抜けます。カニとかホタテなんかもいいです。

最後はラーメン入れてもいいですね。系統的には白い味噌ラーメン風になるはずです。この料理、豆のきらいなひとでもたぶんまったくわからないと思いますよ。イソフラボンいっぱいの健康なべ。次回はこれで鶏肉の水炊きやってみます。そうそう注意点としてはあまり沸騰させるとスープが分離しやすいので、やさしく暖めてください。