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シャトー・メルシャン ジェイフィーヌ(J-fine) [ワイン]

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アッサンブラージュ(調合)。
このワインは堂々と国内産ぶどう種の調合を前面に出したシリーズで、長野産メルローと勝沼産マスカットベリーAという日本で育んだ産地のぶどうを作っている。特にマスカットベリーAは日本独自の品種として有名だが、甘酸っぱさが強い印象が強かったのだが、この長野のメルロー55%、山梨マスカットベリーA45%という絶妙な調合がやわらかい味わいを出している。カベルネフランっぽい香りと色合い。国内産ぶどうの調合を前面に出してるワインは意外に少ないような気がする。ジェイフィーヌはシャルドネ&甲州種の白ワインのほうがいろんな賞を受賞してるので有名だが、赤はまだ評価が低いようだ。しかし、マスカットベリーAなど、むかしに比べてずいぶん洗練されてきているように感じる。日本の赤ぶどう品種は土地や天候の性格上、個性豊か。日本も南仏のようにそれぞれの地域のぶどうを使った調合技術をもっと指向していったほうがいいように思う。。これで1,500円なのだから、お店で同じ値段で知らないボルドーのACのミディアムクラスとどちらを買うか迷ったら、こちらを薦める。というか、デイリーワイン愛好者やたまにしかワインを飲まない方は一回分のコーヒーを倹約したと思って、1,500円クラス以上の国内産ワインを一度選んで頂きたい。最近の日本のワイン醸造技術レベルが飛躍的に向上していることを感じると思う。また日本人が作っているから、日本人の嗜好や食事にあったワイン作りを目指しているはずだ。
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