野毛 小半（こなから）

桜木町駅から歩いてすぐの野毛小路うらの居酒屋。小半とかいて「こなから」と読む。

家族みんなでやってるお店で、この日も小学生の女の子が「なににしましゅか？」と注文を取りにきた。それでは生ビールを、とお願いすると小さな手いっぱいに抱えて持ってくるので、おじさん駆け寄ってキャッチ。もう一人小学生の男の子も向こうの方でお手伝いしてる。小学生から完全に店の手伝いしてるんだから、しっかりするだろうな。突き出し小鉢は骨まで柔らかく煮た目にも美しいしこいわしの煮物だった。

焼酎は芋焼酎・青潮。 鹿児島の甑島（こしきじま）にある西酒造場の代表銘柄で、生産量が少なく、希少な焼酎として知られていたが、水の確保の問題で鹿児島川内、祁答院（けどういん）に生産場所を移して製造している。とてもさらっとした焼酎で、ロックでも柔らかな味わいが楽しめる。

刺身はインドマグロの盛り合わせ３点セット。これで９００円。

ホタルイカの一夜干し。なぜか１００円ライターがついてくる。お店のひとに聞くと、自分であぶれという。こんなかんじであぶるのです。すぐしな〜、となっていいかおり。絶品だね。
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クジラのフライ。なつかしい味だな。

最近の居酒屋のような日本酒が何種類も冷やしてるようなお店ではないが、青潮焼酎のロックを飲みながらうまい刺身をつまんで帰るにはとってもいいお店です。


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