ドメーヌ・ドゥ・ランガラン（Ｖｉｎ ｄｅ Ｐａｙｓ）

フランスのお土産でいただいた南仏ラングドックリュションの２００４年のＶｉｎ　ｄｅ　Ｐａｙｓ（地ワイン）。１００％ソービニオンブラン。値段は１７ユーロくらいだったそうで、現地でもこのお値段は高いそうです。ランガランのシャトー見学に行ってそこで試飲して、うまかったので即購入とのこと。。Ｖｉｎ　ｄｅ　Ｐａｙｓは地ワインのことで、外地のブレンドは許されないけど、ＡＯＣ申請していないワイン。だからといって安ワインということではないらしい。さっそく飲んだが、ソービニオンブランとは思えぬ濃い色合いと複雑で深い香り、しっかり熟成された香りが日本で買うソービニオンブランとはまったく別物でした。「これって何だと思う？ソービニオンブランなのよ」と現地の醸造担当者が自慢したそうですが、その意味がよくわかりました。日本に輸入しているランガランのワインでヴァンドペイの赤ワインがこちらで定価５８００円くらいでしたが、それがむこうで１２ユーロくらいだったそうなので、もしこれ日本で売ってたら８０００円？！。ＡＯＣとか格付けがないと日本では多分売れないよね。とにかくおいしくて、味わい濃く、瞬く間に完飲みでした。日本だと、ヴァンドペイだと安いワインというイメージですが、こういうしっかりとした地ワインも輸入してほしいですよね。格付けだけですべての銘酒を見つけられないのは日本酒や焼酎でも同じであるのはご存知のとおりです。まさに「無鑑査地酒」の第一級の白ワインでした。

今日は、前回生協で取り寄せた牛肉ももの残りと冷蔵庫に残っているシメジ、アスパラ、蓮根をバルサミコで炒めました。バルサミコ酢がコクのあるこのブランにとっても合いました。

チーズもよく合いました。もう、このソービニオンブランは何でもいけちゃいました。やっぱ、白ワインもたまにはいいもの買わなきゃだめなんですね。

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