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三浦半島 日帰りツアー [ぶらり]

秋分の日。飛び石休日で予定もない。今日は天気もいいので、「海洋深層水」の露天風呂があるという三浦半島の突端にある油壺に行くことにした。住まいが京浜急行沿線の金沢文庫近辺なので、三浦半島の先端、まぐろ漁港で有名な三崎口まで近い。金沢文庫から快速特急で30分。そこからバスで15分ほどで、油壺マリンパークの横に「ホテル京急油壺 観潮荘」がある。
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通常日帰り入浴料は通常1000円だが、嫁は9月が誕生日で半額、わたしは京急カード見せて2割引き800円と、今日はついてる!
油壺の港の見える露天風呂で、今はやりの海洋深層水のしょっぱいお風呂だ。海洋深層水は水深200メートル以上深いところの海水で、ミネラル豊富といわれている。美肌効果があり、嫁の希望でもあった。露天風呂はとても景色もよく、気持ちがいい。
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三浦半島近くの深海の海水を汲んでくるらしい。というのも、東京湾は内側は平均20メートルくらいの水深だが、久里浜あたりから突然ぐっと深い、東京海底谷とよばれる深海の谷になっていて、相模トラフにつながる海溝に合流している。
海上保安庁第三管区海上保安本部作成の東京湾を南南東の上空から鳥瞰した図です。ピンクから青に濃くなるほど水深があります。これをごらんください。
kaiho2.gif
すごいでしょ。
ですから、三浦半島のちょっと先の東京湾入り口でも500メートル以上の深さになるのです。先日NHKで放映された東京海底谷に住む世界でも珍しい、悪魔の顔を持つ「ゴブリンシャーク」なんかがいる。
これです!
http://www.youtube.com/watch?v=vMGk6ohitgM&NR=1
最近、東京湾がきれいになったので、内陸から流れる滋養分がさらに豊富になり、これら深海魚の繁殖の場所として最適らしい。
滋養豊富な深海水につかり、滋養味豊かな「悪魔の体?」を持つ男にすっかり変身したところで、レストラン「深海」(さすが!)でイクラ丼とサザエのつぼ焼きの付いたイクラ丼定食(1200円)を食す。
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イクラたっぷり。
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せっかく三崎近くにきたのだから、マグロ丼にしようかと迷ったが、限定10食に引かれてこれにした。
海あがり、じゃない、深層水風呂上りにはサザエのつぼ焼きとビール!さらにイクラ丼、幸せ。。
嫁は名物マグロの漬け丼と「トロまん」の定食。
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「トロまん」は豚肉のかわりに名物マグロのすり身でつくった豚まん、じゃない「トロまん」。ヘルシーかつとてもおいしかった。 

レストランから見る油壺の入り江風景。
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三崎口が始発なのでココから快速特急で30分。
爆睡して帰りました。
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東京品川駅からも60分です。
一度、京急終点の三崎口まで行って、三崎、城ヶ島、油壺など、ミウラ・ペニンシュラ探索はいかがでしょうか。究極の「安・近・短」ツアーでした。

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【訂正情報:2009年4月26日】
4月より、お風呂は「海洋深層水」から「表層海水」に変更されました。 

<京急グループ 海洋深層水事業から撤退>
京浜急行電鉄は、三浦沖で取水している海洋深層水の供給事業から本年3月末で終了しました。これは、京急単独事業で、初期費用(約17億円)。その後のブームの鎮静化で業績が低迷。売上高は02年度をピークに伸び悩み、今年度末現在で約2億5千万円に上ったそうです。また、施設が予想以上に老朽化が進み、緊急対策費として09年度は約1億5千万円が必要となり、その後もさらなる設備投資が見込まれ、撤退が決まったそうです。(神奈川新聞の記事より引用しました。)

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