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試斬会 [行事]

ある武道会派の「抜刀試斬会」に参加する機会を得た。場所は某所小学校の体育館。
使う道具はもちろん、日本刀。 切るものは「巻き藁(まきわら)」である。巻き藁は畳表1畳をしっかり巻いて、ゴムバンドでしっかり留める。水につけて3日。水をしっかり含んだ藁畳はパンパンに膨らんで棒のようになる。それを巨大なロウソク立てみたいな台の上にさして、日本刀で一刀のもと切り落とす。まず「叩く」ように切ろうとすると、わらにざっくり刺さって切れない。かと言って「引いて」も切れない。刃がきちん正しい角度(刃筋)に入り、その刀の刃が巻き藁に入る瞬間に「前方に投げるように」力が入り、かつ腰で切り上げる。今回は、逆袈裟、つまり巻き藁を下から鋭角45度に切上げる。これがなかなか切り抜けることができない。途中でひっかかったり、刀が刺さったままになった状態になっちゃう。今日は、指導長の先生から教えられた通り、絶対力を入れないこと。とにかく前方向に刀を投げるように、そして意識を斜め右つまり、切り上げた延長線上に意識をもって集中すること。。巻きワラがスパっと切れて空中に飛んでいく、そのイメージだ!。と思った瞬間に自然と刀が動いた。その後どう刀の刃が巻きワラに入ったか覚えがない。切れた瞬間も見えてない。ものにあたった衝撃も感覚もない。スパっと切れて、分離した巻きわらの上部分の塊が右前方の空中へポーンと空中に飛んでいったのが見えただけだった。不思議な感覚。。
<スパっと切れた時の巻きわらの断面>
まきわら切り口
タグ: 抜刀
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